風邪の予防に効果がある風門
【風門(ふうもん)とは】
風門(ふうもん)は、風(かぜ)の門(もん)と書き、 風邪はここから入ると東洋医学では言われています。
つまりは風の邪という邪気が体内に入り込むにはこの風門というツボを入口として侵入します。
少し寒けがするとか、のどが少し痛くなってきたなど、風邪のひき初めに このツボの上にカイロなどを
貼って風門を温めると症状が治まり、風邪の悪化を防げます。
また、風邪により頭痛や肩こりを生じているときは、
このツボを刺激することで、症状が緩和されます。
また、微熱や咳、鼻水、鼻づまり、くしゃみなど風邪の諸症状にも効果があります。
【風門の位置】
背中の上部で、両方の肩甲骨の間にあります。
下を向いた時に首の後ろに大きく出っ張る骨があり、その骨から下に2つ目の骨の山の左右にあります。
中心より外側に2〜3センチ開いたところです。