HOME > 慢性腰痛になるパターンの例

慢性腰痛になるパターンの例



 最初は何気なく物を取ろうとして腰をかがめた時や急に立ち上がった時などに、急に腰に痛みが走ったり違和感を感じたりしてそれをきっかけに始まる。
しばらく気をつけていると少し痛みが取れ動けるようになるが、再び同じような動作で痛みが走る。
これを何回か繰返していると常に腰が重いようなこわばった感じが残ったり、ほんの少しの無理な動作で再発したり、疲れがたまると痛くなったりと慢性腰痛へと進んでいく。
こうなると常に頭から腰痛の文字が離れなくなり、「腰痛持ち」というレッテルが貼られる。
このレッテルは人が貼るのではなく自分自身が自分に貼るのである。

最近よく言われる慢性腰痛は「脳が錯覚した腰痛」「ストレスが原因の腰痛」
そうは言われても痛い本人は現実として腰が痛いのでピンとこない。

確かに脳が錯覚したり創り出した腰痛の部分もあるかもしれないが、そればかりでなく腰の関節や筋肉の弱りや痛みを怖がり腰の動きがアンバランスになりかえって腰に負担をかけたりしているケースも多いように感じる。

ではどうしたらよかったか?これからどうすればいいか?

最初に痛くなったり違和感を感じた後は痛みを感じる動作や姿勢をとらないこと。
どういう動作や姿勢で痛みを感じるか観察し極力回避する。
1回でも痛みを感じるとそれが元で腰のダメージが深くなる。
しばらくしても治らない時は針治療で腰の関節や筋肉を治療する。
そのうち治ると高をくくっていると痛みを繰返すごとにだんだん治りも悪くなり、慢性腰痛となる。

慢性腰痛になってしまったら、鍼灸治療で根気に根気に筋肉の緊張を緩めて血行を良くし関節の炎症を鎮める、そして、間違った動作で再発するリスクを減らすこと。
そうすると、何年も何十年も患っていた慢性腰痛が少しのことでは再発しなくなり正常な腰に近づいていきます。


▲ページトップに戻る

inserted by FC2 system