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症例報告<腰から足の痛み>

仮名  
○井○子  75歳 女性

主訴  
右腰から足にかけての痛みで歩けない

現病歴
3月頃より歩行時に右足外側に痛みがある
日を追うごとに痛みは徐々に強くなり、腰を屈めないと歩けなくなる
最近では台所にも腰をかがめてやっと立っている
MRIで椎間板ヘルニアと診断される

【理学テスト】
前屈 陰性
後屈 陽性 痛みのため、まったく反れない
右側屈  .陽性
SLR 左右70度
Kボンネテスト 右陽性

第1診
[治療]
腰部と殿部の反応点に針治療
下肢と殿部の反応点に灸治療
針に敏感な患者さんのため、1〜2mmの刺入に止める
治療後、少し腰が伸ばせるようになる

第4診
右足の痛み 立位痛少し楽になり 短時間なら立ってられる
[治療]
腰部と殿部の反応点に針治療
下肢と殿部の反応点に灸治療
背部の反応点にも針治療を加える

第10診
徐々に腰が伸ばせるようになっている
[治療]
腰部と殿部の反応点に針治療
下肢と殿部の反応点に灸治療
背部の反応点の針治療
針を怖がらなくなったため、刺入の深さを深くする

第15診
歩行痛少なくなり、外出して歩くことが多い
20分の歩行可能
[治療]
腰部と殿部の反応点に針治療
下肢と殿部の反応点に灸治療
背部の反応点の針治療
第22診
後屈時の運動制限はあるが、痛みは感じない
歩行時の腰、足の痛みはない
腰への負担はしばらくの間かけないように指導し、治癒とする

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