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腰痛について

 腰痛と一言で言ってもいろいろな原因があります。
まず大きく分けて内臓が原因のものと、内蔵以外が原因のものです。
 当院でも最初にその鑑別を行います。内蔵が原因のものやMRIなどの精密検査が必要な腰痛は、すぐに専門医に紹介します。

 内蔵以外が原因の腰痛には、どのようなものがあるでしょうか。
骨、筋肉、神経、関節、そして脳などです。
骨や関節が原因のものはレントゲンを撮れば診断がつきます。
しかし、レントゲンやMRIを撮っても本当の原因がわからない腰痛が、80%〜85%あると言われています。
それではレントゲンやMRIに写らない腰痛にはどんなものがあるのでしょう。

 最近、脳に原因があり痛みを抑制する脳内物質のセロトニンやノルアドレナリンの働きの低下が、腰痛を長引かせるとも言われています。
当院に来院される患者さんの中には、脳が原因と思われるような腰痛の方も見えますが極少数です。
それよりも筋肉の硬結や神経の異常興奮、関節の炎症などが原因の方がほとんどです。
椅子から立ち上がる時、寝床から起き上がる時、寝返りを打つ時、物を拾う時、重いものを持つ時など、ほとんどが筋肉や関節、神経が原因です。


 鍼治療はこれらが原因の腰痛にとても有効な治療法です。
痛み止めなどで一時的に痛みを抑えるのではなく、針治療で根本的な原因を取り除きましょう。

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