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頭痛の予防

 近頃はコロナ、不景気、ミサイル、領土問題など何かと頭が痛い事が多いですね。
だから多いというわけではありませんが、日本人の4人に1人が頭痛持ちと言われています。
そのうち60%が緊張型頭痛、20〜30%が片頭痛と言われています。
頭痛の80〜90%が緊張型頭痛か片頭痛ということになります。
つまり、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などの重篤な病因ではなく、筋肉や神経の緊張により起こる頭痛がほとんどです。
身体的、精神的なストレスにより、頭や首の筋肉の持続性収縮が頭痛を引き起こします。
針治療は、血流の調整や神経の緊張を緩和させることにより頭痛の予防や軽減に効果があります。


血流循環を良くする作用
気の流れを良くする作用
自律神経のバランスを整える作用
免疫力を高め自然治癒力を高める作用
体質改善作用

頭痛の種類

片頭痛
 頭の右、あるいは左側にズキンズキンと激しく脈打つような痛みを生じる頭痛で、日常生活に支障がでるほどの痛み(横になりたい、起きているのがつらい等)があり、吐き気や嘔吐などの症状を伴うのが一般的です。
また、物音や光にも過敏になることがあり、太陽の光を浴びて頭痛が生じた場合は、片頭痛の可能性が高いと思われます。
女性に良く現れる症状で、発病率は男性の約4倍ともいわれています。
脳の血管が拡張し、周りの神経を刺激するために起こると考えられています。

「片頭痛」は発症中は症状の軽減は難しく、そのため「片頭痛」が起きる前に再発予防の治療が効果的です。


緊張型頭痛
 毎日、頭がじわじわと締め付けられるような頭痛が、ダラダラ続きますが、激しい痛みは伴いません。
一次性頭痛の8割を占めるのがこの緊張型頭痛です。
デスクワークなどのうつむき姿勢を続けたときや長時間パソコンに向かって仕事をしたとき、ストレスがかかった時などに起こるのがこの頭痛です。
痛みは、こめかみや前頭部、後頭部に生じ、首や肩こりの症状を伴うことが多いです。

「緊張型頭痛」では症状の軽減と再発予防を目的に治療します。


群発頭痛
 ある一定期間、目の回りに激しい痛みを伴う頭痛を群発頭痛といいます。
激しい痛みは約1〜2時間程続きますが、その後は、自然に治まっていきます。
片側の目の奥の激しい痛みが特徴で、真夜中眠っている時などに痛みで目がさめることが多く、いったん起こると群発地震のように1〜2ヵ月間、ほぼ毎日起こることから名づけられています。
20〜40代男性に多く見られます。

「群発頭痛」では激しい痛みの軽減、繰り返す痛みの早期停止、再発予防を目的に治療します。


この他、気をつけなければいけない頭痛には
脳や全身の病気が原因の頭痛
くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎、口腔疾患によるもの、神経痛、帯状疱疹による頭痛
があります。


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